学生の活動が見られない

東京で、映像ドキュメンタリーを制作してる学生サークルの取材を受けました。
自分たちで貪欲に情報を収集し表現していこうという姿勢に、同じ大学生として感銘を受けました。

それにしても、当の沖縄国際大学の学生の反応が薄いのが気になります。
9月初めに沖縄国際大学の学生自治会がホームページを作りましたが、事故から3週間も経ってからのことです。
琉球大学の私が墜落直後から撮り始め、翌朝には数十枚の写真を公開したのに比べると、あまりに遅いと言わざるを得ません。

写真についても同様です。
墜落直後の写真はほとんどが宜野湾市の提供による物です。
現場に最も近い立場にいながら、何をしていたのでしょうか。
http://www1.odn.ne.jp/okikokuiinkai/sub1.html

私が撮影のため通い詰めてる間も、学生らしき人はほとんど見当たりませんでした。
稲嶺沖縄県知事や茂木沖縄担当相が視察に訪れたときも、私と同世代の人間といえばテレビ局のアシスタントぐらいでした。

地元メディアでは、今でもこの事故が連日大きく扱われています。
一方の本土メディアでは、事故当時も今もほとんど報じられていません。
この温度差に当初は注目していたのですが、今では現場の学生の反応の薄さ、動きの無さに関心の対象が移っています。

  • 沖国大米軍ヘリ墜落事故学生対策委員会

http://www1.odn.ne.jp/okikokuiinkai/